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本日紹介いたしますのはこちら、「少女ファイト」第6巻です。 講談社さんのイブニングKCより刊行、イブニングにて月1で連載されています。 作者は日本橋ヨヲコ先生。 日本橋先生や今までの本作は「日本橋ヨヲコ」のテーマにてまとめさせていただきましたので、そちらもよろしければごらんくださいませ。 さて、第5巻では伊丹を巡るさまざまな事情に一応の決着がつきました。 関西の大会でも優勝を果たし、チームの結束はより強まっています。 順調に見える黒曜谷ですが、やはりそうやすやすとは行かないようで…… というわけで第6巻。 夏休みにはいり、バレーに打ち込む毎日は変わらないものの、肝試しなどを催すことになりました。 男女ペアを組むと言うわけで練はシゲルを誘うのですが、暗いのが苦手だと色よい返事をもらえません。 ですがなんのかんの言って練には弱いシゲル、結局は行くことになるのでした。 部員の面々はそれぞれが肝試しを楽しむのですが、シゲルは坂道で転んでしまいます。 なにやら調子が悪いらしく、由良木に連れられて先に家に帰ってしまうのでした。 あくる日、ミチルと学は視力検査がてら病院で医師をしている学の父に差し入れを持っていきました。 そこでどこからともなく聞こえてくるシゲルの声。 なにやら眼科医である学の父の受診を受けているようで、妙に気になってミチルは聞き耳を立てます。 そこで語られていた内容は驚くべきものでした。 シゲルは網膜色素変性症という、簡単に言えば視力が極端に落ちる疾患を抱えており、 「来年まで持ちこたえられるか」と言うほど進行していたのです…… それを聞いたミチルは今まで感じたり見たりしてきた疑問のすべてを理解します。 なぜ兄には厳しい父が自分には甘いのか、古い家を建て直さないのか、幼いころから整体の道を歩ませ続けてきたのか…… どんな病気かを学の弟に調べてもらうと、悪くすれば失明の可能性まである病気だと分かりました。 今まで何も分かっていなかった自分を悔いるミチルですが、そのことを悲しんで行き続けるのはシゲルの為にもならないのではないか……そう諭したのはなんと数年ぶりに引きこもっていた部屋から姿を見せた学の弟でした! その後シゲルと話し合い、練に今はまだこのことを告げないと言うことを決めます。 自分の運命を受け入れ、誰にも迷惑をかけないように生きようとしていたシゲルに、ミチルは決意します。 兄が果たすはずだった春高の優勝を、シゲルが見られるうちに達成する、と! ミチルはいままでの甘えを捨て、シゲルを支え続けてくれた由良木に礼をいい、そのまま自分を徹底的に鍛え上げてくれるように懇願するのでした。 次なる練習試合は以前完勝した桃園高校。 ですがポジションをほぼ真逆、各々が苦手なポジションに振り分けられた状態で勝負することを強いられます。 弱点克服のためと言うことで、苦手なポジションをそれぞれ必死で練習する面々。 ですが練に余計な手間をかけさせまいと自分で率先して練習をする学に対して、練は言いようのないもやもやした感情を抱きはじめます。 同時にルミコにも大きな問題が持ち上がり、 新たな暗雲が立ち込めるのでした…… 前巻の伊丹編に続き、今回はシゲル&ミチル編にルミコ編が展開する今巻。 何気なく描かれていた日常の1コマが、実はシゲルの病気につながっていたと言う伏線の張り方は見事としか言いようがありません! シゲルの目に加え、先輩たちも春高は次回が最後のチャンス。 実質のタイムリミットも生まれ、ますます負けられなくなりました! この展開によりスポーツ漫画でよく言われる「来年があるじゃん」という逃げ道をばっさりと切り捨てた上、ミチルと学が更に本気になり、それが練にも影響を及ぼすと言う一連の流れが実に自然に展開! 流石日本橋先生! そしていままで明かされていなかったルミコの背景が明らかになり、それを乗り越えてチームはますます一丸となっていきます。 さらに練と学の絆もクローズアップされ、練の心にいまだ残っている壁も着々と崩れていっているようです。 チームは順調に成長を遂げているのですが、シゲルの今後や今回姿を見せなかった隆子の動向など、不安な要素もはらんでいるわけで…… 良い部分も悪い部分も先行きが非常に気になるところですね! また、今回も伊丹さんは萌えさせてくださいます。 寮で同室のルミコと交流を深め、とうとう 照れながら下の名前で呼ぶように!! 流石本作のツンデレ分を一手に(監督もツンデレですが!)引き受けるだけのことはありますぜ!! もちろんツンの方も忘れてはおりません! ……ちょっと違います……ね…… 絶好調青春バレー漫画、「少女ファイト」最新第6巻は好評発売中です! 同日にアニメDVD付き特装版も発売されまして、キャストのガッチリ決まりっぷりと言い、パイロットフィルムっぽさと言い、TVアニメ化も視野に入っている予感をぷんぷんさせています! そんな話題性を差し引いても熱中できる面白さを十二分に持っておりますので、バレーとか興味ないし……などという方も敬遠せずに読んでいただきたいです! さぁ、本屋さんにいそぎましょう!! |
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