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本日紹介いたしますのはこちら、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん」第4巻です。 小学館さんから刊行されました。 現在刊行中の本大全集の紹介は「藤子・F・不二雄」のテーマにてまとめております。 ご興味などありましたらそちらもご参照ください。 毎回毎回読者を楽しませてくれる名作、ドラえもん。 今巻も間違いなく面白いですよ! さて、72編、600P超の大ボリュームの第4巻中で今回注目したいのはやはり歴史あるドラえもん中屈指の名作であろう「さようなら、ドラえもん」ではないでしょうか! いつものようにジャイアンにいじめられて泣きながら帰ってくるのび太。 早速ドラえもんに助けを求めるのですが、一人で出来ない喧嘩などするな、と一喝! しかしなにやら様子がおかしいことに気づいたのび太が問い詰めると、なんと未来に帰ると言うではないですか! 理由はわかりませんがとにかく絶対に帰らなければならないようで、泣き叫んでしがみついてもドラえもんの帰郷は防げない様子。 パパもママも別れを惜しんでささやかなお別れパーティーを開くのでした。 夜もふけ、一緒に布団にはいる2人。ひとつの布団に二人一緒に!ラブラブ!! ですがやはりお別れということで寝付けない2人は「ねむらなくてもつかれない薬」というパッと聞きヤバげな薬を服用して夜の散歩としゃれ込むのでした。 夜道、のび太が心配で本当は帰りたくないともらすドラえもん。 ですがのび太はバカにするな、1人で大丈夫と返しました。 その力強い言葉にグッと来たドラえもんは涙を見せまいとのび太のもとを一時はなれるのでした。 そんな心遣いに気づいたのび太はドラえもんの思いやりを反芻しながら空き地の土管に腰掛けて帰りを待ちます。 そこにふらりとやってきたジャイアン。 なんでも夜中寝ぼけて散歩する癖(昔「夢遊病」って表記されてたような気が……)があるそうで、のび太は驚きもせずニヤニヤ眺めていました。 ところが空き地ではっと正気に返ったジャイアンは、自分の寝ぼけ姿を見られたとのびたの胸倉に掴みかかってきたのです! 思わず口に出そうとした「ドラえもん!」の一言を飲み込んだのび太は、喧嘩するならドラえもん抜きでと主張。 ジャイアンは恐ろしく邪悪な笑みを浮かべ、 決戦の火蓋が切られるのでした! 勿論ボッコボコのボコにされてしまうのび太。 ですがやられてもやられてものび太は立ち上がり、ジャイアンに食らい付きます。 体中傷だらけ、アザだらけになりながら 「ぼくだけの力で、きみに勝たないと……ドラえもんが安心して……帰れないんだ!」、と!! 姿の見えなくなったのび太をようやくドラえもんが探し当てたとき、ちょうどジャイアンが根負けをして自分の負けだと逃げ帰るところでした。 ズタズタになりながらも これで安心して帰れるだろ、とドラえもんを想うのび太。 そんなのび太の優しさや頑張りにドラえもんは抑えられず涙を流すのでした…… 翌朝のび太が目を覚ますとそこにはドラえもんが来る以前の自分の部屋に戻っています。 そんながらんとした自分の部屋でのび太はドラえもんに強く生きると誓うのでした。 あまりにも有名ですが、話の流れを知っている今読んでもジンとくるすばらしいこのエピソード。 ……まあこの話の掲載された小学三年生3月号の次、小学4年生の4月号……実質の次号で「帰ってきたどらえもん」が掲載され、あっさり帰ってきちゃうんですけどね!! 更にすごいのはこの内容の濃さがわずか10Pにまとめられていること! 本当にF先生の才能は異常ですよ!! そんな名作は勿論、珍しいエピソードやおかしなシーンも多数収録! 非常に珍しいジャイアンの父ちゃん&髪形の違うかあちゃんが登場する「走れ!ウマタケ」、 のび太+ドラえもん+しずかちゃんという世にも奇妙な3身合体が拝める「合体のりでハイキング」、 権力を握ったのび太の恐ろしさが垣間見られる「ポータブル国会」 などなど、様々な方向で楽しめます! 全集恒例の企画記事やカラーイラストの収録に、今回の解説は大山のぶ代さんと実に豪華!! もはや見所が多いなんてものではなく、見所しかない一冊と言っても過言ではない……かもしれない本になっています! いつ読んでも誰が読んでも面白い、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん」第4巻は好評発売中です! 上記以外にも激レアなのび太のおじいちゃんや、のび太に熱烈なキスをするジャイアンなど珍しいもの尽くしになっているこの第4巻、ドラファン、F先生ファンならずとも必見ですよ!! さぁ、本屋さんに急ぎましょう!! |
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